会話 · 扇動者ルビー
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- おまえが彼女のトラックに押し入ったと疑いはじめているぞ。
- 「いいか? そんな穴のことは知らない。知ってたらふさぐように彼女に言ってるよ… それが友達ってもんだろ」
- 「タイプって、わたしの? ああいう女は誰だって好きだろ。あんたもそうだ。覗き穴を見つけたとき、うれしかったんだろ?」
- 「まったく。確かにあの子は美人だが、そこまでするほどの美人じゃない。というより、〈ワーリング〉の壁にこそこそと穴をあけてまで覗きたい女なんて、どこにもいやしないよ」
- 「そりゃよかったな… ったく、いったいなんの話をしてるんだか」
- 「美人を眺めたかったら、バーで口説いてるさ… それか最悪、その手の写真でも見る。こそこそと〈ワーリング〉の壁に穴をあけるような暇人はいないよ」
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「してない。確かに彼女には影響力がある… いや、あったんだ。あんたが〈倫理機関〉のムショにぶち込むまではね。彼女が部屋に入ってきたら、みんな視線を奪われる… そして、眼が離せなくなるんだ。でも、長いあいだ旅をしてきて、わかったことがある…」
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「してない。確かに彼女には影響力がある。“ジュヌセクワ(たとえようもないもの)”って感じの魅力がね。彼女が部屋に入ってきたら、みんな視線を奪われる… そして眼が離せなくなるんだ。でも、長いあいだ旅をしてきて、わかったことがある…」