問題点
おまえは自分がアルコール依存症者だと気づいた。それが病気であり、体を蝕んでいることにも。おまえは四つん這いになって人生を這い進んでいる。酒でいっぱいの腹を引きずり、ぼやけた脳みそは暴走している。今日の冷や汗と昨日の吐物で髪がべたついている。あいつらの言うとおりなのかもしれない。どんなものでも、これよりはましだ。この干からびた現実よりは。今ならやめられるんじゃないか?
研究中
- −2 肉体装置不眠症
内面化した後
解決策
おめでとう、おまえはしらふだ。おまえの体は、アルコールの糖分以外のものを代謝する方法を思い出していないから、しばらくしたら猛烈な飢えを感じはじめるだろう。しっかり食べろ。数週間で、協調運動やバランス能力が向上するはずだ。2ヵ月もすれば、健常人のように眠れるかもしれない。ただ、完全復活までは何年もかかる。気が滅入るだろうし、つまらないだろう。ご褒美も拍手も期待するな。それが健常人の日常だ。