問題点
おまえは上空から自分自身を見おろす。おまえはホステルの一室で、床の青いタイルの上で気を失っている。この距離からでも、自分のまぶたがぱちぱちと動くのが見える。何に反応して? 巨大な白い物体が、スズランのような甘い香りを放っている。小さな男はその物体の名前を覚えていないが、その“感覚”はまだ覚えている。見ろ、彼が動いている! 感覚に駆り立てられているのだ。男は本能的に、“感覚”の親友である〈コモドール・レッド〉の瓶に手を伸ばす。そして、ディスコの服を身に着け、どんどん小さくなっていく…
研究中
- −1 権威小さな男はどんどん遠くなっていく
内面化した後
- ズームアウト距離+20%
- あらゆる運動能力の学習上限が1増加した
解決策
…おまえがドールハウス世界の上空に昇るにつれ、小さな男はますます小さくなっていく。男は雪の積もった街を歩き、角の店に立ち寄ったあと、マッチ箱の家にたどり着く。白い花が置かれた窓辺に座っている。そのにおいがおまえのところまで立ちのぼってくる。嫌なにおいだ。白い哀悼。現代の死。離婚、もしくはそれに似た何か。この男と距離を置くしかない。もっと小さくするしかない。“おまえ”の要素を薄めるのだ。