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おまえの個人の生活レベルの整理整頓は関係ない。重要なのは、おまえの“世界共和国建国”に対する責任だ。

おまえが嫌というほど嗅いできたにおいだ。不快であると同時に、そこはかとなく魅惑的なにおい。つんとくるほどかびくさく、また、失われた甘やかな残り香もある。おまえの祖父が屋根裏部屋に放置した、コートに包まれたまま腐っているマンゴーの香りのような…

可能性はある。そうだとしても、それはおまえが“二重スパイ”だからだ。より“長期的な目的”を達成するためには、やむを得ないことだ。

おまえは革命の兄弟姉妹たちを探す必要がある。彼らがこれまでにどの程度の共産主義を構築したか調べろ。その成果をまとめあげれば、もしかすると共産主義の0.0002パーセントを構築できるかもしれん。

彼らは“モグラ人間”ではなく、“永遠の階級闘争”における同志たちなのだ。彼らを捜し出し、仲間に迎え入れるのがおまえの役目だ。

第一に、マルティネーズにいる共産主義者の生き残りを捜さなくてはならん。革命を志す可能性を秘めた者に近づくと、おまえの鼻が「接触せよ」と合図を出す。

本物の共産主義者はマルティネーズから一掃された… そう嘆く者たちもいるが、おまえは彼らの存在を嗅ぎ取ることができる。彼らは依然として街に潜み、おまえが加わることを待ちわびているのだ!

そうだ。好都合なことに、共産主義者は“独特”のにおいを放つことで知られておる。

“馬鹿らしい”どころか、人類史における最も偉大な試みなのだぞ!

だからこそおまえが最適なのだ。失敗のにおいを嗅ぎつけることに関して、おまえの右に出る者はおらんぞ、刑事。

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だからこそおまえが最適なのだ。失敗のにおいを嗅ぎつけることに関して、おまえの右に出る者はおらんぞ、ハリー。

しかし、“たやすい”ことではないだろう。〈連合〉当局の数十年にわたる迫害のせいで、マルティネーズの共産主義者の生き残りたちは“地下”に追いやられている。

ここだけの話だが、そういった“ブルジョアジー粉砕”の話はよしたほうがよかろう。仲間の共産主義者たちにとってさえ、不穏に聞こえるぞ。

世界史に残るであろう眼前の偉業について論じ合うのだ。おまえたちはマゾフ理論とその実践について、激しく気迫に満ちた議論を交わすことになるだろう。だがおそらく、そのほとんどはほかの共産主義者に対する不満で占められるかもしれん。

むろんだ! 「目覚めよ、勇敢なる労働者! 寝床から這い出せ。戦え、下に奴隷のいなくなるまで。戦え、上に主人のいなくなるまで!」