キム・キツラギ
- 会話
- 402
- 場所
- 16
場所
16タスク
136台詞
402- 犯人がここを狙撃地点として使用したことを示す何かが見つかるだろうか? ここには街のごみの堆積物、空き瓶、老朽化した通信塔があるだけだが。
- あなたはオレンジ色のジャケットを着たキムの見慣れた姿を眼にする。痛みのせいでキムが二重、三重にぼやける。
- これは書きかけのまま放置された、キツラギ警部補の覚え書きだ。今回の事件や最近のほかに事件についての記述がある。
- 「みんなをだましてごめんなさい。 PS. 彼を殺したのはわたしじゃない。 PPS. プレゼントが上の階に」
- ここで起きた銃撃戦の痕跡を覆い隠すように落書きがされている。血と重油のにおいがする。
- うす汚れた髪の少年が石を蹴っているのをもうひとりの少年が見ている。
- 歩みを止めると、足の下で枯れ草が音をたてる。遠くで、鳥たちの羽が穏やかな海面を撫でている…
- 錆びた鎖は海の中へと続き、島と沿岸の補給基地をつないでいる。
- 風雨にさらされた古いドアが倉庫を守っている。入口には、風によって小さな砂丘ができている。ドアは長いことひらかれていないようだ。あなたは取っ手を見る。
- 「燃料だ… これでうまくいくはず…」
- ICM? どことなくなじみがある…
- 古い円筒形の発電機は燃料キャップがあいたままになっている。側面からは間に合わせの電線が延び、床を伝っている。
- 隅に脂ぎった古いスプリングマットレスが置かれている。
- ソフトカバーに、連載もののファンタジーと探偵小説、『動物の冒険』、電気工学の雑誌、そしてインターナショナル・スリラー。さらに、軽めの官能小説と1世紀前の歴史小説まである。
- 重い金属製のドアが相変わらず立っている。固く錆びついたまま、兄のドアの中に閉じこもっている。
- ぼんやりとした金色の光で、制御盤が生きているように見える。かすかな、幽霊のような光だ。“ユルジョンス/ウヴェール!”、そして“アリュメ”と書かれたダイヤルキーがある。
- 雨でびしょ濡れになったマットレスがコンクリート板の上にある。崩れかけの屋根に、半分だけ守られて。板のてっぺんに… ふたつの銃眼がある。まるで壁にふたつの眼があるようだ。
- 老人が葦を見つめている。その表情からは、なんの感情も読み取れない… 確かなのは、風に揺れる木の葉のように、かすかに震えていることだけだ。
メモ
461- 「いい指摘だ。彼は酔っていた可能性もある。あるいは我々が想像もできない理由で… いや、服装だけで決めつけるべきじゃなかったな」
- 「嫌?」キムの表情は厳しく、説得できそうにない。彼はあなたを指さして言う。「“絶対”に気合を入れ直すんだ」
- 「絶対的に」
- 「そうしないと君は世間にそっぽを向かれ、置き去りにされるぞ」
- 「ダバ・ドゥープ・ドゥープ・デッド」彼はいっさいの抑揚をつけずにそう言う。顔の表情は微動だにしていない。
- 「もちろん」キムは頭を横に振る。
- キムはこの高度な概念に納得してうなずく。熟考した末に、彼はこう答える。「そうだ、そのとおりだ」
- 「地域の住民たちと話でもしに行くか。風向きが変わるまでのあいだ、できることを見つけよう。今はまったくの無風だ」
- 「今の彼の状態のことだ」キムは死体を指さす。
- 向かう先が死そのものだったとしても、彼はおまえにつき従ったにちがいない… そしておまえもまた、そうしただろう。
- 「私の同僚は、少々“挑発的”なユーモアのセンスの持ち主でしてね。どうか悪く思わないでやってください」
- “彼女とのこれまでのやり取りについて、事前に聞かせてもらって正解だった”と、キツラギ警部補は考えている。“おかげで調子を合わせられる”と。
- “だから、彼女とのこれまでのやり取りについて、事前に話し合うべきだったんだ”と、キツラギ警部補は考えている。“この男には不愉快な不意打ちを食らわされてばかりだ…”
- キムがあなたを横目で見るが、何も言わない。
- 「勝手に言ってなさいな」彼女は鋭く言い放つ。「みんなに向かって失礼なことを叫んでやったらいいんじゃないかい。ここじゃもっと最低な台詞も聞いたしね。さて、で、あんたは興味あるのかい、ないのかい?」
- あなたの露骨な女性蔑視に、キムはため息をつく。
- 「… 君も言葉が足りないな。芝居を始めるまえに話の筋を伝えておけば、僕も話を合わせられただろうに。とりあえず、ここまでの尋問はすべて台なしになってしまった」
- 「君が」キムがあなたのほうを向く。「ここの捜査で変わった尋問手法を使うつもりなら、僕にも話を通しておくべきだ。第一、その捜査自体が、逸脱していると言わざるを得ないけどね」