物語はどこまで進みましたか?
評判
78 · 登場箇所
「これも警察の仕事のうちだ」
「ごきげんよう、奥さん。何かお困りかな?」
灰色でありふれたバンバン、それが俺だ。
「いいから、いくつか質問に答えてくれ。頼む」
まちがいなく偶然だ。
「クールだ。気の利いた返しのひとつも思いつきやしない」
いや、テキーラ・サンセットはこりごりだ。そのせいで俺はくたばりかけた。世界にはもっと有意義なことがあるはずだ…
ふつうの大人がするように、鍵が地面に落ちてから拾いあげる。
「誰かの身体的健康を語るうえで、85パーセントという数字は充分ではないだろう」
「ああ、そうだな。請求書の支払いをするとか、朝食に麦芽繊維を食うとか、それくらいにリアルだな」
「どうってことはない。みんなと同じさ。頭にはあらゆる大胆なアイディアが浮かぶんだが、いつでも一番つまらないやつを選んじまう」
「言っておくが、アルコール依存症は身体を衰弱させる恐ろしい病気なんだぞ」
「警察モード再開」(笑顔でうなずく)「ガストン、訊きたいことがある」
「よし! みんな落ち着け」
(握手する)「礼はいいさ。俺は自分の務めを果たしただけだ」
「俺は刑事だ」
「やった… 捕まえたぞ。地球上で最もつまらない刑事であるこの俺が」
「運のことはわからない。ただ、医学的な問題について話したかっただけだ」