悪寒
- 会話
- 143
- 場所
- 13
説明
こんな人向け:都会好き。世慣れた賢者。真の超自然的存在。
〈悪寒〉は気温がさがると表われ、周囲に対する認識が鋭くなる。街の声が聞こえるようになり、あなたは偽りなくその一部となる。それはまさに超自然的な能力だ。昔の過ちが現代に甦り、街角の出来事があなたの眼前で展開される。しかし、そうやって語りかけてくるのは誰なのか?
〈悪寒〉が高レベルになると、あたかも外界を嫌っているかのように、あなたは他人の話を聞き入れず、街の声だけに耳を傾けるようになる。上司に心配されることもあるだろう。しかし〈悪寒〉のレベルが低いと、街の声を聞く機会はめったになくなってしまう。声が聞こえなければ、どうやって救うというのか?
場所
13タスク
114台詞
143- 壁に古い鏡が掛かっている。あなたはそこに映る自分の顔を見る。大した顔ではない。ごくふつうの、きれいにひげを剃った警官の顔だ。
- 若い女が火のついた煙草を口元に運ぶ。
- 死体は前方に突き出た白眼であなたを見ている。顔面は人間のものには見えず、今にも弾けそうなほど膨張している。唇は魚のように腫れあがり、舌はさながら詰め込まれたボールギャグだ。
- 崩れかかった壁に顔を向けた亡霊のような影が並んでいる。そこから10メートル離れた場所に、別の7人の影。その列の横に、ひとりの人物が立っている。
- 「見て」女は煙草の煙を吸いながら、あなたを出迎える。「このとおり、外は真っ暗で犬も吠えてるのに、わたしはまだここでコーヒーを飲んでる……
- 「部屋の借り主のオマワリさんじゃないか。波がうるさくて眠れないなんてことがなけりゃいいんだがね。何か手伝えることがあるかね?」
- 「ああ、やあ、オマワリさん」彼は口元を覆い、必死に咳の発作を抑えようとしている。
- 「ハード刑事さん」少女は敬意を込めてあなたに会釈し、録音機を止める。
- 「何かご用かな?」
- 「無関係な一般人を撃たなければならないような状況に、我々を追い込まないでくれるとありがたいんだが。そんなことをしてもどうにもならない」
- おまえの周囲に、大都市レヴァショールに雨が降り注いでいる。軒先から落ちた雨垂れが側溝をあふれさせ、汚泥を洗い流していく。
- へこんだ黄色い郵便箱が、落書きと弾痕とRCMのステッカーを見せつけるようにたたずんでいる。
- 腐りつつある男は体の側面を下にして横たわり、あなたをまっすぐに見据えている。首にはいまだにベルトが巻きついており、体は無防備で、検屍による侵入をいつでも受け入れる状態にある。
- 「俺は“反対”だ。だが、おまえは新種を発見した。それに殺人事件も解決した…」彼は肩をすくめる。
- 女は何も見ていない。眼を閉じ、唇を動かしている。
- 試してみよう。これが最後の運命の分かれ道だ。
- いい加減、銃を取り返さなくては!
- 「知ってることは全部話したぞ」男は緊張した様子で周囲を見まわす。「もう俺に話しかけるのはやめてくれないか?」