内陸帝国
- 会話
- 271
- 場所
- 17
説明
こんな人向け:夢想家。超常現象調査員。メンタルクリエイター。
〈内陸帝国〉とは、ありのままの創意、感情、予感の源泉である。あなたは現実の眼に見えない次元を手探りで進み、視認できないものへの洞察を得られるようになる。実際には何が起きているのか? 不可解な謎は、世界の命運にとって何を意味するのか?
〈内陸帝国〉が高レベルになると、無生物に生命が吹き込まれる。衣類と会話ができるようになり、それが捜査の行方を左右することもあるが、そのまえに精神病院送りにされる恐れもある。〈内陸帝国〉のレベルが低いと、想像力も個性も持ち合わせなくなる。それでいったいどうやって宇宙を形づくるというのだ?
場所
17タスク
134台詞
271- そこには何もない。生温かい原初の闇があるだけだ。おまえの意識はその中で発酵していく。それは麦の穂先のひと粒にも満たぬほど小さい。おまえはもう何もしなくていい。
- このシーリングファンには2本のプルスイッチがある。1本のチェーンは小さなファンに、もう1本は電球につながっている。恐ろしく趣味の悪いネクタイが、どういうわけかブレードのひとつに引っ…
- 壁に古い鏡が掛かっている。あなたはそこに映る自分の顔を見る。大した顔ではない。ごくふつうの、きれいにひげを剃った警官の顔だ。
- 若い女が火のついた煙草を口元に運ぶ。
- そのオレンジ色のボマージャケットに身を包んだ眼鏡の男は、手にしている新聞紙を折りたたみ、足先で床をとんとんと叩きはじめる。どうやら、かなり長いあいだ待たされているらしい。
- 冴えない髭を薄く生やした20代後半の男が、近づいてくるあなたに気づく。彼は手に持っていた帳簿を置き、キツラギ警部補と向き合う。
- 死体は前方に突き出た白眼であなたを見ている。顔面は人間のものには見えず、今にも弾けそうなほど膨張している。唇は魚のように腫れあがり、舌はさながら詰め込まれたボールギャグだ。
- 「見て」女は煙草の煙を吸いながら、あなたを出迎える。「このとおり、外は真っ暗で犬も吠えてるのに、わたしはまだここでコーヒーを飲んでる……
- 「部屋の借り主のオマワリさんじゃないか。波がうるさくて眠れないなんてことがなけりゃいいんだがね。何か手伝えることがあるかね?」
- 「ああ、やあ、オマワリさん」彼は口元を覆い、必死に咳の発作を抑えようとしている。
- 「ハード刑事さん」少女は敬意を込めてあなたに会釈し、録音機を止める。
- 「何かご用かな?」
- 「無関係な一般人を撃たなければならないような状況に、我々を追い込まないでくれるとありがたいんだが。そんなことをしてもどうにもならない」
- あなたさまはここで、是が非でもカラオケをしなければなりません。このような機会は滅多にないのですから。内に秘めるその感情を表現なさるべきです。あなたの海のように広大なお心を、皆に広く…
- 廃物入れは春の雪の中で立ち尽くしている。
- おまえの周囲に、大都市レヴァショールに雨が降り注いでいる。軒先から落ちた雨垂れが側溝をあふれさせ、汚泥を洗い流していく。
- 窓ガラスが窓枠の中で割れている。そこから冷たい風が吹き込んでくる。
- タイヤ跡はまだそのまま残っている。多少薄れてはいるが、幸い、街路清掃人はまだこれに気づいていない。