物語はどこまで進みましたか?
評判
81 · 登場箇所
もちろん誰かはわかってる。こいつは… んん… どこかのスーパースターかな? 俺はスーパースターなんだと思う。
自分の脈を測ったほうがいいぞ、スーパースター。ここからだと、死人が顔を引きつらせているようにしか見えない。
「いかにも“俺”らしいな。何をしてる音だった?」
「“オフィサー”ってのは俺の芸名だな? 俺も自分のことが“ジ・オフィサー”って名前の二流ディスコアーティストに思えてきた」
「スーパースター刑事だ。そこはもはや否定できない」
「そんなの、あんたのつくり話だ。俺がそんな奇行に出たりするものか」
「マルティネーズはとてもラッキーだ。スーパースター刑事に目覚めるのは、1000人にひとりの刑事だけだからな」
「いや。俺はもはやそのような者ではない。今やスーパースター刑事なんだ」
「〈ディスコ・インフェルノ〉だ」
「聞いたか、キム? ここらじゃ俺は“めちゃくちゃ”有名なんだとさ」
「悪く言うつもりはないんだが、質素ってのはふだんは俺のスタイルじゃない」(自分を指さす)
「あいつは俺のスタイルを邪魔してた。スーパースターなら誰でも最終的にはソロになるのさ」
「俺が知り、あんたが見つけるんだ」(彼女にウィンクする)
「もちろん。スーパースターは何があろうとも立ちあがり、もう一度挑戦するものだ」
「俺の身のこなしのすごさを認めてくれないのか?」
「わかってる。シビれるだろ?」
「この“バッドボーイ”たちを剃れってのか? 冗談じゃない」
これは俺が考えはじめている持論にぴったりのやり方だな。俺は運に見放されたスーパースターのような男だ。