物語はどこまで進みましたか?
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「ダバ・ドゥープ・ドゥープ・デッド」彼はいっさいの抑揚をつけずにそう言う。顔の表情は微動だにしていない。
俺は“いつでも”俺の中のレイシストを信用してる。俺の代わりに判断してくれるんだ。
「もちろん」キムは頭を横に振る。
キムはこの高度な概念に納得してうなずく。熟考した末に、彼はこう答える。「そうだ、そのとおりだ」
「地域の住民たちと話でもしに行くか。風向きが変わるまでのあいだ、できることを見つけよう。今はまったくの無風だ」
「今の彼の状態のことだ」キムは死体を指さす。
向かう先が死そのものだったとしても、彼はおまえにつき従ったにちがいない… そしておまえもまた、そうしただろう。
「マルティネーズはとてもラッキーだ。スーパースター刑事に目覚めるのは、1000人にひとりの刑事だけだからな」
「あんたは俺のことをほかの誰かと勘ちがいしているようだ。俺はただの、ふつうの、地に足のついた法の執行人だ」
「そんなおもしろそうなことは絶対にやらない。俺は世界で一番ふつうの刑事になろうと努力してるんだ」
「いや。俺はもはやそのような者ではない。今やスーパースター刑事なんだ」
「私の同僚は、少々“挑発的”なユーモアのセンスの持ち主でしてね。どうか悪く思わないでやってください」
「面目ない。俺は面目ない刑事なんだ」
「いや。俺はもうそんなんじゃないんだ。今やただのふつうの刑事だ。ふつうの法の執行人なんだ」
「〈ディスコ・インフェルノ〉だ」
「いや。俺はもはやそのような者ではない。今や黙示録刑事だ」
“彼女とのこれまでのやり取りについて、事前に聞かせてもらって正解だった”と、キツラギ警部補は考えている。“おかげで調子を合わせられる”と。
「聞いたか、キム? ここらじゃ俺は“めちゃくちゃ”有名なんだとさ」