クーノ
- 会話
- 56
- 場所
- 5
場所
5タスク
64台詞
56- あなたはFALNのズボンを穿いた思春期前の少年の姿を眼にする。痛みのせいでその姿が二重、三重にぼやける。少年が口をひらく。
- これは書きかけのまま放置された、キツラギ警部補の覚え書きだ。今回の事件や最近のほかに事件についての記述がある。
- 「みんなをだましてごめんなさい。 PS. 彼を殺したのはわたしじゃない。 PPS. プレゼントが上の階に」
- 歩みを止めると、足の下で枯れ草が音をたてる。遠くで、鳥たちの羽が穏やかな海面を撫でている…
- 錆びた鎖は海の中へと続き、島と沿岸の補給基地をつないでいる。
- ICM? どことなくなじみがある…
- 古い円筒形の発電機は燃料キャップがあいたままになっている。側面からは間に合わせの電線が延び、床を伝っている。
- 隅に脂ぎった古いスプリングマットレスが置かれている。
- ソフトカバーに、連載もののファンタジーと探偵小説、『動物の冒険』、電気工学の雑誌、そしてインターナショナル・スリラー。さらに、軽めの官能小説と1世紀前の歴史小説まである。
- 重い金属製のドアが相変わらず立っている。固く錆びついたまま、兄のドアの中に閉じこもっている。
- ぼんやりとした金色の光で、制御盤が生きているように見える。かすかな、幽霊のような光だ。“ユルジョンス/ウヴェール!”、そして“アリュメ”と書かれたダイヤルキーがある。
- 雨でびしょ濡れになったマットレスがコンクリート板の上にある。崩れかけの屋根に、半分だけ守られて。板のてっぺんに… ふたつの銃眼がある。まるで壁にふたつの眼があるようだ。
- 老人が葦を見つめている。その表情からは、なんの感情も読み取れない… 確かなのは、風に揺れる木の葉のように、かすかに震えていることだけだ。
- 節足動物がシーッ、カチカチッと音をたて、下あごらしき触覚を伸ばし、ふたたび挨拶してくる。あなたはその真下から、白く巨大な甲殻の手肢を見あげている。小さな眼には、とくに何も映っていな…
- 「もう起きたのか… よく眠れたかい?」
- 「ブーツは処理班のために残しておくはずだろ」キムが首を横に振る。「職務を逸脱したそういう行為は遠慮してくれ」
- 絶望が忍び寄り、おまえの弱さを糧に肥大していく。警察官として、おまえがかつてどれほど崇高な決意をしていたとしても… それは絶望に食い尽くされていく。
- 「クーノに貢ぎものは持ってきたか?」