平静
- 会話
- 175
- 場所
- 10
説明
こんな人向け:カードプレイヤー。軍事オタク。クールな連中。
〈平静〉は、あなたがいつでも落ち着きを保ち、少なくとも人前で取り乱さないことを求める。感情を表に出さず、誰に対しても強い姿勢を取れるようになり、他人のボディランゲージを読むことで相手の動揺を読み取ることができる。おまけにかっこよく見えるから言うことなしだ。猫背にディスコ衣装は似合わない。
〈平静〉が高レベルになると、どんなときでも腹を引っ込め、いかめしい顔つきをするようになる。夜ベッドに寝転がり、誰にも見られていないときも例外ではない。気を抜くことは許されない。一方で〈平静〉のレベルが低いと、すぐに取り乱してしまう。どんな警官にも、恐怖や怒りがあふれ出す限界点がある。それを超えてしまった者は警官として長続きしない。なお悪いことに、ファッション警察にすらなれない。
場所
10タスク
122台詞
175- 壁に古い鏡が掛かっている。あなたはそこに映る自分の顔を見る。大した顔ではない。ごくふつうの、きれいにひげを剃った警官の顔だ。
- 冴えない髭を薄く生やした20代後半の男が、近づいてくるあなたに気づく。彼は手に持っていた帳簿を置き、キツラギ警部補と向き合う。
- 死体は前方に突き出た白眼であなたを見ている。顔面は人間のものには見えず、今にも弾けそうなほど膨張している。唇は魚のように腫れあがり、舌はさながら詰め込まれたボールギャグだ。
- 「見て」女は煙草の煙を吸いながら、あなたを出迎える。「このとおり、外は真っ暗で犬も吠えてるのに、わたしはまだここでコーヒーを飲んでる……
- 「部屋の借り主のオマワリさんじゃないか。波がうるさくて眠れないなんてことがなけりゃいいんだがね。何か手伝えることがあるかね?」
- 「ああ、やあ、オマワリさん」彼は口元を覆い、必死に咳の発作を抑えようとしている。
- 「ハード刑事さん」少女は敬意を込めてあなたに会釈し、録音機を止める。
- 「何かご用かな?」
- 「無関係な一般人を撃たなければならないような状況に、我々を追い込まないでくれるとありがたいんだが。そんなことをしてもどうにもならない」
- 廃物入れは春の雪の中で立ち尽くしている。
- おまえの周囲に、大都市レヴァショールに雨が降り注いでいる。軒先から落ちた雨垂れが側溝をあふれさせ、汚泥を洗い流していく。
- 「何かわかるか?」キムは泥の中のへこみをにらみながら、眼鏡のレンズを拭く。
- 腐りつつある男は体の側面を下にして横たわり、あなたをまっすぐに見据えている。首にはいまだにベルトが巻きついており、体は無防備で、検屍による侵入をいつでも受け入れる状態にある。
- ただの赤い椅子です。空っぽの小屋にある、ごくふつうの赤い椅子ですよ… あとは、埃をかぶった蝶ネクタイが棚にありましたが。これといって注目するべきものはないと思います。
- 「俺は“反対”だ。だが、おまえは新種を発見した。それに殺人事件も解決した…」彼は肩をすくめる。
- 女は何も見ていない。眼を閉じ、唇を動かしている。
- 「ああ…」男はうなずく。「ここだといつもとひと味ちがうゲームを楽しめる」
- いい加減、銃を取り返さなくては!