概念化
- 会話
- 224
- 場所
- 16
説明
こんな人向け:クリエイティブな人。サイケ好き。批評家。
〈概念化〉には特別な役割があり、あなたが世界でただの刑事ではなく、アート刑事になることを望んでいる。新たな関連性を生み出し、ジャン・カープのポストモダニスト的カープ思想からレヴァショールのアラベスク建築様式、さらにはハードコアの概念にいたるまで、あらゆる“世界観”を掘りさげる。のみならず、それらの作品に自分なりの貢献を加える。
〈概念化〉が高レベルになると、思い切りがよすぎるほど大胆になり、これ見よがしの壮大なショーを求めるようになる。活火山に飛び込まずに、生きる意味がどこにあるのか? 〈概念化〉のレベルが低いと、創造的な観点から物事を見ることができない。画廊での会話に加わることはできず、退屈な人間のつまらないパーティにしか誘われない。
場所
16タスク
130台詞
224- 壁に古い鏡が掛かっている。あなたはそこに映る自分の顔を見る。大した顔ではない。ごくふつうの、きれいにひげを剃った警官の顔だ。
- 若い女が火のついた煙草を口元に運ぶ。
- そのオレンジ色のボマージャケットに身を包んだ眼鏡の男は、手にしている新聞紙を折りたたみ、足先で床をとんとんと叩きはじめる。どうやら、かなり長いあいだ待たされているらしい。
- 冴えない髭を薄く生やした20代後半の男が、近づいてくるあなたに気づく。彼は手に持っていた帳簿を置き、キツラギ警部補と向き合う。
- 死体は前方に突き出た白眼であなたを見ている。顔面は人間のものには見えず、今にも弾けそうなほど膨張している。唇は魚のように腫れあがり、舌はさながら詰め込まれたボールギャグだ。
- 「見て」女は煙草の煙を吸いながら、あなたを出迎える。「このとおり、外は真っ暗で犬も吠えてるのに、わたしはまだここでコーヒーを飲んでる……
- 「部屋の借り主のオマワリさんじゃないか。波がうるさくて眠れないなんてことがなけりゃいいんだがね。何か手伝えることがあるかね?」
- 「ああ、やあ、オマワリさん」彼は口元を覆い、必死に咳の発作を抑えようとしている。
- 「今の…件について、“話”をするか?」
- 「何かご用かな?」
- 「無関係な一般人を撃たなければならないような状況に、我々を追い込まないでくれるとありがたいんだが。そんなことをしてもどうにもならない」
- 廃物入れは春の雪の中で立ち尽くしている。
- 刷毛、よし… 重油、よし… あとは壁を塗るだけだ。
- 腐りつつある男は体の側面を下にして横たわり、あなたをまっすぐに見据えている。首にはいまだにベルトが巻きついており、体は無防備で、検屍による侵入をいつでも受け入れる状態にある。
- あいつら、なかなかおもしろいものを持ち込んでるな。まるで自由研究の準備をしている子供のようだ。しかもけっこう本格的だぞ。
- 「俺は“反対”だ。だが、おまえは新種を発見した。それに殺人事件も解決した…」彼は肩をすくめる。
- 女は何も見ていない。眼を閉じ、唇を動かしている。
- いい知らせだ… あのボート、おまえたちくらいの大人の男が下で仰向けになれるくらいの大きさがあるぞ。